基礎研修の3日目。基礎研修最終日。
受講者19名(20名)、聴講1名、スタッフ 新城市権利擁護支援センター2名、当法人2名。総数24名で実施。
この2日間は、午前に1科目、午後に1科目+フィードバックで実施してきましたが、本日は少しイレギュラーな日程です。
本日の日程☟

午前の1コマ目、10時から12時は、社会福祉士の纐纈 光幸さんに、「科目G対人援助の基本」として、成年後見制度の基礎となる復習も踏まえて、動向などのお話を伺いました。

対人援助に必要な原理原則と合わせて、ご自身の体験をふまえながら、受講者も能動的に体験できるようペアトークを取り入れた講義をしていただきました。

最後には、まとめとしての「施設での担当者会議のロールプレイ」。施設をでて一人暮らしをしたいご本人。それは難しいのではという姉、まとめる相談支援員に市民後見人。それぞれ役になりきって・・・・。さて、受容はできたでしょうか?意思決定支援は?とてもいい雰囲気でした。

1時間の昼食をはさんで、午後の時間はこの2日間と少し違って、初めの1時間を、新城市権利擁護支援センター(新城市社会福祉協議会)の秋野美紀子さんに「科目H 日常生活自立支援事業」をご講義いただきました。

日常生活自立支援事業の内容を成年後見制度との違いを含めて、大変わかりやすく説明していただきました。また、実際の事例から、どのように対応するといいのか?受講者さんと知恵を出しあいながら検討し、発表する時間もありました。

本日最後の講義は、「科目I 社会保障関係(生活保護を中心に)」として、1時間10分という中途半端な時間となりましたが、一般社団法人ONE/相談支援事業所アイリスの代表理事で社会福祉士の柴田圭吾さんにご講義いただきました。

生活保護行政に精通されておられるので、オフレコも含めて、市民後見人に最低限必要な、社会保障の内容や生活保護制度の仕組みや現状、動向と使い方について丁寧にお話をいただくことができました。
本日のフィードバックタイムは基礎研修のアンケートと諸連絡のみとなりました。9月からはいよいよ実務研修がスタートします。工藤も時々参加したいと思います。そうなんです。基礎研修はここまで。まずは3日間の受講お疲れさまでした。