2021年03月17日

市民後見人養成講座8日目

3月6日(土)9時35分より1時間の昼食休憩と適時休憩をはさみながら16時まで、長時間となりましたが「後見実務のT」と「後見実務のU」として、リーガルサポート愛知支部長 吉川司法書士事務所 所長の吉川豊氏にご講義いただきました。
20210306_093135.jpg

いつもは、工藤が3階の事務所から講義を拝聴し、このブログに様子をご報告しているところですが、同日に「後見人等への意思決定支援研修(広島会場)」のリモート受講をしていたため、今回の報告は、この研修を毎回支えてくださっている、職員の山本さんの感想をいただきましたので報告します。

--山本さんの感想--IMG_1883.JPG
市民後見人養成講座、第8日目の吉川司法書士の講義は、後見等開始から就任時の実務の流れ、就任直後の財産目録の作成、収支予定表の作成と、実務に即した講義内容でした。後見事務を仕事とする身としては、非常に分かりやすい講義だったと思います。受講者の方たちはどう感じられたことでしょうか。多分実務経験を積んでいくうちに、先生の講義していただいた内容を思い出すのではないかと思います。先生は最後に、他人の財産を預かっているということをわすれないこと、本人の権利擁護する存在であること、後見人が全てできるわけではないこと、等々、後見事務で忘れてはいけないことを話されました。改めて本人不在の後見事務をしてはいけないと感じた講義でした。
20210306_093130.jpg
次回、3月10日は家庭裁判所の見学です。山本さんによるオリエンテーションを最後にして、市民後見人養成講座8日目は無事終了しました。吉川先生をはじめ、受講者のみなさまお疲れさまでした。
posted by 事務局長 at 17:11| Comment(0) | 日記