令和6年度新城市市民後見人養成事業の一環として、令和7年2月1日(土)13時30分〜16時 新城市社会福祉協議会にて「フォローアップ研修」を実施しました。受講者は、令和6年度新城市市民後見人養成研修の修了者、令和4年度、5年度の修了者、当法人が過去に実施した養成講座を修了し、既に権利擁護支援者(市民後見人)として活躍されている方、市役所、社協、当法人の職員など、15名の参加がありました。そこに、講師・スタッフが5名加わり、久しぶりににぎやかな研修となりました。

私(工藤)より、開講の挨拶と研修のタイムスケジュールについて説明をしたあと、
愛知県市民後見人養成講座で視聴した映像教材を参加者で視聴しました。一つは、「後見事務の〇×クイズ」で、今までの学びを確認しました。2つ目は、市民後見人さんや法人後見のインタビューの映像を視聴しました。日本各地で様々な取り組みがあること、個人選任と法人後見の相違などが確認できました。

映像教材での確認後は、
会報69号、
会報70号でも紹介してい「補助人さんとのアメリカ珍道中!〜ロサンゼルス・ドジャーズ観戦報告会」の内容を、実践報告として

当法人理事であり、市民後見人として大活躍されている古川さんより報告いただきました。

その後の、70分を利用し、「〜こんな時、どのように対応しますか?〜権利擁護支援の気づき・意思決定支援」をテーマに権利擁護の必要性をについて、

意思決定支援について等を個人ワークとグループワークを通して学びを深めました。

最初の10分間は、絵をみてAさんの困っている可能性のあること、その理由と解決策を3つ考える。「Aさんが定期的に寄進をしていた宗教法人から、寄進の要請があった場合」、「Aさんが「旅行に行きたいのでお金を持ってきてほしい」と訴える場合」に、自分が成年後見人Bさんだったら、どうするかを個人ワークで考えてもらいました。

個人ワーク
残りの50分ほどを、個人ワークで考えた内容を共有し合いながら、グループワークをとおして意見交流をしてもらいました。どのグループも大変盛り上がっており、よかったなと感じました。

グループ発表@

グループ発表A

グループ発表B

グループ発表C
時間を少し超過してしまいましたが、全てのグループから発表をしてもらい、いろんな考え方があるなと、学ぶことができました。参加された皆さん、スタッフの皆さんおつかれさまでした。
アンケートの不備(印刷物を持ってくるのを忘れました)があいましたが、10名の方のアンケートはインターネットでできていますので、後日まとめて報告したいと思います。